2005年11月30日 第2号 |
第2号はT谷さんもM島さんもおばちゃんも良く知っている有名ルアー「ラパラ」です。 たまやメンバーの中にも釣り歴はかなり長いヨ!という人は多いと思いますが、タックルボックスをごそごそ探してみれば、むか〜〜し買ったラパラの1個や2個出てくるでしょう。 比較的最近ではシャッドラップにお世話になったかたも多いと思いますが、元々はミノーしかありませんでした。 ご存知のとおり北欧フィンランド製であることから、当然鱒類を対象としたルアーであったと思われます。 1936年創業ですので副会長の生まれる少し前・・・このギャグは前回使いました、失礼しました。 |
最上段のふたつがカウントダウンラパラすなわちシンキング、中段はマグナムラパラで海用と思われます。 他社のパッケージのほとんどがプラスチックに移行するなか、ラパラは現在でもルアーを箱入りで販売しています。 大切な物って感じがしてナンカうれしいです。 その箱ですが、上段の薄緑や中段の水色はかなり古いものです。 下段の箱はシルバーメンバーなら記憶にあるでしょうか? |
チョット珍しいラパラを紹介します。 ディープダイビングラパラです。 名前のまんまのディープダイバーでリップは金属製です。 |
もうひとつ珍しいもの「ドットラパラ」です。13cmのフローティングモデルでドットとは「小点」という意味です。 まさしくお腹についている黒い点のことで、この点がついていると、そこをめがけてフィッシュイーターが襲いかかるというふれ込みでした。 私が高校生のころに懸賞で当たったものでおそらく非売品だと思います。 10年以上前に渡良瀬遊水池で46cmのバスを釣りました(ドットの効果は本物でした!)。 |
最後に古いものと新しいものの簡単な見分け方です。 写真右が古いもので、左が新しいもの。古いものは唇が筆で手書きですが、新しいものになるとスプレーです。 やっぱり古いものは表情に味がありますよね。 当時から1本1本バルサ材を削って作り、すべて水槽でスイムテストをしてから出荷していたため、泳ぎの安定性はピカイチ!逆に言えば最近流行りのイレギュラーアクションはまったくなし!ということですね。 どうです、タックボックスの中に手書き唇のオールドラパラありましたか? それでは気になるお値段です!!・・・が、残念!ヴィンテージ市場ではラパラはあまり人気がありません。 前出のディープダイバーの美品、箱付きでせいぜい数千円?一般的なミノーにいたっては中古としかみなされないようです・・・一攫千金ならずですね。 しかし、その内人気がでるかもしれませんから、またボックスの奥の方にしまっといてくださいネ。 上記の年代、価格等は私の所持している資料や経験からあくまでも私の意見として載せていますので間違いもあるかもしれません。掲示板等でご指摘いただければ幸いです。 |